第18回 【過度に積み上がる米ドルショート】 2021年2月14日(日)
※「金融翻訳チャレンジ」メニューでは、毎週、筆者が課題文を提供。金融翻訳に挑戦してみよう!
※ 原文の内容はすべて筆者のオリジナルである。日々世界で起こる膨大な情報ソースを基にしての着想により、金融、経済、社会情勢、あるいは数値などを含め、筆者独自の言葉で創作したnon-fiction (ノンフィクション) もあれば、fiction (フィクション) もある。
※ 翻訳の難易度を高める趣旨により意図的に日本文を長くしていることもある。
※ 筆者模範翻訳は、2021年2月21日(日)掲載予定
<課題文>
投機的な米ドルショートポジションがおよそ10年ぶりの高水準に積み上がり、年初来、約2%の反発をよそに、ベア投資家はドル弱気の相場観に固執している。
同市場に詳しい関係者によれば、今、投機家らは非常に弱気であり、それは、なおもファンダメンタルズが、今後のドル安を示唆しているからだ。
<筆者の模範翻訳>
Speculative bets against the greenback have piled up to their highest level in nearly a decade, with bears clinging to their views on the currency in spite of its roughly 2 per cent rebound since the start of this year.
According to sources familiar with the matter, right now, the speculative communities are very short, there being a good reason, because fundamentals still indicate a weaker dollar in the foreseeable future.
本稿内、筆者のオリジナル模範翻訳および金融メディア等からの用例は 金融翻訳例文集:金融翻訳チャレンジ に、さらに本ブログ内すべての筆者による模範翻訳等は、金融翻訳・全項目800例文集 に網羅している。
翻訳力、ライティング力をはじめ、スピーキングなどの英語表現力も含めた総合的英語力の向上に、音読学習も取り入れながら、ぜひ活用されたい。
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